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日本では戦後の進駐軍によるDDT散布で一度はみられなくなった寄生虫で、今ではなじみのない人が圧倒的に多い様です。しかし、最近は日本でも再び集団感染が見られるようになり、それは海外旅行が一般化して外から流入してきたためと言われています。当地では、特に幼稚園から小学校低学年のお子さんをお持ちのご家庭では耳にしたことがある話題ではないでしょうか。 |
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どんな姿? |
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成虫は体長2.5ミリ〜3.5ミリで、茶色っぽく楕円形をしています。人の頭皮や髪に寄生しますが、よく動き回るので見つけにくいことがあります。卵は長径が0.5ミリ位で白色をしており、髪にしっかり固定されていて、ふけと違って払ったりつめでしごいた位では落ちません。
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症状は? |
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シラミは頭皮から血を吸って生きており、吸われた部分がかゆくなります。特に後頭部や耳の後ろ辺りが多いようです。かいた所が傷になると、細菌感染して「とびひ」になることがあります。
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感染は? |
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身体の接触、特に人と頭が接触したり、シラミの付いた衣類や寝具に接触することによってうつります。ですから、子供さんが幼稚園やなどで他の子と遊んで感染したり、あるいは外で感染した子供から兄弟や親にうつったりします。また、プールも感染の場となることがあります。
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治療法は? |
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よく洗髪したつもりでもなかなか駆除することはできません。シラミ退治には効果のある薬剤があり、頭に散布する粉末状のものとシャンプー状のものとがあります。ただしどちらも卵には効かないので、卵からふ化したシラミも殺すために、薬の使用をしばらく続けなければなりません。また、感染した場所に出入りする全員で治療を行なわないと、せっかく駆虫しても再感染してしまいます。同じ理由で、家族全員で駆虫を行なう必要があります。髪を切って頭を剃るのも有効です。かき傷が化膿している場合は抗生物質の軟膏などが処方されます。
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予防は? |
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まずは手洗い・洗髪の励行、プールの後のシャワー、寝室・ソファなどの念入りな清掃などが挙げられます。しかし、他の子供と触れ合って遊ぶ幼稚園から小学校低学年位の年代の子供さんが感染しやすいのは仕方がありません。ですから、幼稚園や学校のクラスで感染した子がいたら、一度ご自分の子供さんの頭もみて、それらしきものが見つかったら医師の診察を受けましょう。かき傷からの細菌感染が厄介ですので、頭をかかないようにすることが大切です。 |
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その他のシラミ |
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人に寄生するシラミにはその他主なものにコロモジラミとケジラミがいます。コロモジラミは体長3〜4ミリで、その名の通り衣(肌着)に付きます。発疹チフスを媒介しますが、最近はあまり聞かれません。ケジラミは体長1〜2ミリでダニの様に丸型をしており、主として陰毛に寄生して、あまり動くことは無く、性行為によって感染します。どちらも駆虫方法はアタマジラミと同じです。
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