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1. |
歯が折れた、抜けた |
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事故などで歯が抜け落ちてしまった場合、抜け落ちてから数時間以内ならもう一度もとの場所に戻せる場合があります(歯をもとに再植するまでの時間が早ければ早いほうが治療成績は良い)。出来るだけ早く抜けた歯を持って歯科医の診察を受けてください。歯の根が割れたり、折れたり、顎の骨が損傷を受けている場合、あるいは抜けた歯が著しく汚染している場合は必ずしも戻せません。抜けた歯が一度乾燥してしまうと骨と生着する可能性が低下しますので、抜け落ちたらすぐに市販の牛乳あるいは生理食塩水( 180 mlの水にティースプーン4分の1杯の食塩を入れると生理食塩水ができます)の中に漬けておいてください。すぐに受診が可能で、飲み込む危険性のない人の場合なら口の中に入れた状態でできるだけ早く診察を受けてください。また歯が折れた場合には折れた破片の大きさや部位にもよりますが、折れた破片を歯に接着させることが出来る場合もありますので破片が見つかれば受診時に持参しましょう。 |
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2. |
口の中が切れた |
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小さい子供の場合など、転倒した拍子に顔面を打ち口の中を切って出血することがよくあります。小さい子供は唾液が多いため唾液に血液が混ざり、たくさん出血したように見えますが、よほど深く切っていない限り 5 分程度で自然に止血します。なかなか止血しない場合は清潔なガーゼで 10 分ほど傷口を圧迫してください。特によく見られるのが上の前歯の左右真ん中の付け根にある上唇小帯と呼ばれるひだ状の場所を切る場合ですが、縫う必要はまず少ないでしょう。ただし出血が続く場合、傷が深い場合は縫ったり抗菌剤(化膿止め)を飲んだほうがよい場合があり、また歯の脱臼(動揺)や顎(あご)の骨の骨折を伴っている場合もありますので外傷時には出来るだけ早い時期に診察を受けるようにしてください。 |
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3. |
差し歯、歯の詰め物がとれた |
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とれた物を再装着できることもありますので、とれた物を持って出来るだけ早い時期に診察を受けてください。そのまま放置すると歯が欠けたり、歯の中に細菌が入り込んで痛むことがあります。ただし、ご自身で接着剤でつけるのは止めてください。噛みあわせがおかしくなったり、歯が折れたり、歯の根や歯肉が炎症を起こす危険性があります。前歯など目立つ部位の差し歯がとれた場合は、残っている自分の歯の根の中の食べかすなどの汚れを丁寧に取り除いた後、差し歯を元の位置に戻してみて痛みがなくしっかりおさまるようなら取りあえず差し込んでおいてもかまいませんが、その場合でも食事中や就寝時には外し、できるだけ早く診察を受けてください。 |
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とれた物を飲み込んでしまった場合、小さな物なら便と一緒に排泄されますのでほとんどの場合問題がありませんが、複雑な形態をした差し歯や入れ歯を飲み込んでしまった場合、胃や腸に引っかかることもありますのでX線写真をとって経過をみる必要があります。また、嚥下機能が低下しているお年寄りなどの場合は気管の方に落ち込むこともあり注意が必要です。とれそうな歯や差し歯がある場合は危険ですのでそのままにせずに診察を受けるようにしましょう。 |
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4. |
歯が痛む |
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歯が痛む主な原因に歯の中の歯髄と呼ばれる神経が痛む場合と歯肉などの歯の周りの組織が痛む場合があります。いずれの場合も痛みが強い場合はできるだけ早く診察を受けることをお勧めしますが、止むを得ずご自身で対処を行なう場合は次のようなことを参考にしてください。@むし歯が進行して歯髄が痛む場合、歯の中に詰まっている食べかすやむし歯で黒くなっている部分を丁寧に取り除く。歯肉が痛む場合は柔らかい歯ブラシか綿球などで優しく歯と歯肉の境界部についている歯垢などの汚れをとる。Aイソジンなどのうがい薬をぬるま湯で薄めてうがいする。B腫れたり、痛んだりする部位を顔の外から軽く冷やす。C市販の鎮痛剤などを服用する。ただし、服用量や間隔に注意し鎮痛剤に添付された服用方法を守ってください。一度に大量に飲むと副作用や中毒を起こすことがあります。また歯の中に薬を詰めるのは痛みが増す危険性がありますのでお勧めできません。Dできる限り痛む歯に力をかけないほうがよいので食事は反対側の歯で柔らかいものを食べてください。 |
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5. |
歯を抜いた後から出血する |
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歯を抜いた当日は激しい運動、飲酒、喫煙、入浴、うがい、頻繁に唾を吐くことなどは避けてください。歯を抜いた部位を舌や指でさわることも止めてください。固まっていた血がはがれると再出血の原因になります。歯を抜いた翌朝ぐらいまでは唾液中に少し血が混じる程度の出血があっても心配ありません。もし口の中にたくさん血液がたまってくるような場合は抜いた場所にきっちり清潔なガーゼを当て 15 分ぐらい強くガーゼを噛んでください。 30 分以上噛んでも出血の勢いが弱まらないような場合は診察を受けるようにしてください。 |
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